2014年04月04日

上海教育事情 2014年 春 副業編

前回、先生達が威光を笠にして“貢物を得る効率”を追求するってところで続く、になってました。
そこからの続きです。

多くの父兄が貢物をしているわけですが、内容は色々になっていると思います。
食べ物だったり、化粧品の類だったり、お酒だったりとか、そんな感じだと思います。
あとは商品券の類もあるかもですね。
これらは貰っても持て余すとか、これあんまりうれしくないな、とかなりそうなので、
本当は現金がいいんでしょうが、さすがの中国人も現金を直接渡すってことはなさそうです。
それに、貢物だともらえるかどうか判りません。あくまでももらえればラッキー、
の域を出ないと思われます。

そこで、副収入として計算できてかつ有効利用できるもの(=現金)を得る手段として先生達が
考えたのが、塾です。

土曜日、日曜日に先生達が副業として塾をやるんですね。場所を借りて。
これなら現金収入かつ金額も計算できるので、副収入として成り立ちます。

うちの娘は幼稚園に通っていますが、幼稚園の先生に贔屓される必要はないと思っているので
特に貢ぎものはしていませんが(そういうのが好きじゃないっていうのもありますが)、
娘が踊ったりするのが好きなので年少組のときからバレエ教室に土曜日に行ってます。 

ま、これだと貢物と違ってこちらも精神的に出費しやすいです。

で、年中組になってからもう1人の先生にそろばん、絵画、国語(漢字)、算数にも通わないかと誘われ、
こちらも通っています。
本人は勉強している意識はあまりなく、土日も友達に会えて楽しいみたいなのでそれはいいんですが、
日曜日の朝8時半からなんですよね・・・ お昼まで。

日曜なので朝早起きしなくてはならないというこの状態。
会場前の道路は同じ状態になっている父兄の送り迎えの車でごった返し。

先生の副業に親達が付き合っているという構図です。


posted by MOMO at 12:31 | Comment(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

上海教育事情 2014年 春

4月になって俺が来ましたよ。

子供が5歳になって、色々と子育てにまつわる問題が出てきたので、その辺の話。

中国は学歴社会なので、親達は子供の教育に非常に熱心です。
日本と違って生活のレベルが3段階くらいに分かれており、皆少しでも上のレベルで子供を
将来生活させたいと思うので、これは理解できます。
私も子を持つ親として共感せざるを得ないところです。

また、親と同じ位教育に熱心な人達がいるんです。誰でしょう?
おじいちゃん、おばあちゃん? まあ家族ですから、それはそうです。

家族以外に、です。

それは、先生です。

中国において教育者というのはちょっと特殊な立ち位置になっていて、
いわゆる“聖職者”的な威光を放っています。
子供の運命を左右する、っていうところですかね。

この辺までは日本のかつての姿と重なるわけですが、日本が教育の質の均等化、
教えられる側の権利を重視して教育者が力を失っていったのと逆に、中国の場合は
教育者が力を更に持つようになります。

日本では信じられないのですが、中国の場合は歴然とした贔屓が存在します。

先生は物的・金銭的な何かと引き換えに生徒を公然と贔屓します。
うちの子は幼稚園に通っていますが、先生から父兄に対して微信
(日本でいうLINEのような携帯アプリ)で子供達は今日こんなことをしたよ、
という写真が送られてきます。

その1日数枚の写真の中にやけにたくさん移っている子がいたりするのですが、
貢物の成果です。

で、そういう子は何かの賞をやたら貰ったりするんですな。
親達もそれを“そういうもんだ”と受け入れているので、疑問なく先生の
ご機嫌を伺う形になります。

この繰り返しの中で先生のご威光はますます強まるのですが、先生達も更なる
“貢物を得る効率”を追求し始めます。


続く!






posted by MOMO at 11:11 | Comment(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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